この記事では、パリオリンピックのバレーボールの誤審や審判について調べた内容を紹介します。
パリオリンピックでは柔道やバスケットボールで誤審が話題となっていますが、バレーボールの誤審については今のところ大きな問題となる誤審はありません。
バレーボールでは審判によるビデオ判定(チャレンジ)が導入されています。
そこでこの記事では、パリオリンピックのバレーボールの誤審や、日本から唯一選出された女性審判員の明井寿枝さんについても調べた内容をお届けします。
【パリオリンピック】バレーボールでも誤審?
パリオリンピックのバレーボール種目では、大きな誤審問題は今のところありません。
柔道では男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹選手がスペイン代表のフランシスコ・ガリゴスとの試合で不可解な一本負けを喫した問題の波紋が広がりました。「待て」が掛かった後にも締め続けたガリゴスのインスタには2000件を超える批判のコメントが殺到しています。
バスケットボールでは日本対フランスの試合で、第4Q残り8分31秒で、八村塁(26=レイカーズ)が2度目のアンスポーツマンライクファウルを取られ、退場となってしまい「世紀の大誤審」と呼ばれています。
【パリオリンピック】バレーボールの審判
パリオリンピックのバレーボールの審判は、世界で18人います。
その数少ない審判員の1人が、日本から唯一選出された明井寿枝さんです。
明井寿枝さんは国際審判員の資格を持ち、先月まで行われていたネーションズリーグでも主審を担当しています。
2013年にはワールドグランプリの審判員を担当し、世界選手権やネーションズリーグなどで審判として出場し、2021年の東京五輪では7試合で主審と副審を担当しました。
オリンピックでは2021年東京大会に続いて2大会連続で審判台に立ちます。
【パリオリンピック】バレーボールのビデオ判定(チャレンジ)
バレーボールのビデオ判定(チャレンジ)は、審判の判定に対して異議がある際にビデオ判定を要求できるシステムです。これは、ボールのイン・アウトやタッチネットなど、人間の目だけでは正確に判定しにくい場面での誤審を防ぐための制度です。
チャレンジ制度は、誤審を防ぎ、よりフェアな試合進行を可能にする重要な制度です。特に、オリンピックのような重要な大会では、この制度が不可欠です。
チャレンジ制度の仕組み
- チャレンジの申請:審判の判定に対して、5秒以内にチャレンジを申請する必要があります。
- ビデオ判定の実施:審判は、ビデオを確認して判定を下します。
ビデオ判定(チャレンジ)の結果
- チャレンジ成功:申請側の判定が正しかった場合、チャレンジの権利は減りません。
- チャレンジ失敗:申請側の判定が間違っていた場合、そのセットでのチャレンジの権利が1回減ります。
まとめ【パリオリンピック】バレーボールでも誤審?
この記事では、パリオリンピックのバレーボールの誤審や、日本から唯一選出された女性審判員の明井寿枝さんについて紹介しました。
パリオリンピックでは柔道やバスケの誤審が議論されていますが、バレーボールでは今のところ大きな問題となる誤審はありません。
誤審は試合の結果を大きく左右してしまうので、オリンピックのような重要な大会では、特に気を付けて欲しいですね。
公平な判定で、オリンピックを最後まで楽しみたいですね。