【海に眠るダイヤモンド】実話が原作？舞台の軍艦島とは？

2024年9月16日

この記事では、日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』は実話が原作なのか、舞台の軍艦島について調べた内容を紹介します。

海に眠るダイヤモンドの原作はなく、完全オリジナルストーリーです。舞台は1955年の軍艦島と現代の東京、愛、友情、そして家族の絆をテーマにした壮大な物語が描かれます。

神木隆之介さんが一人二役を務め、石炭産業で栄えた昭和時代の端島（軍艦島）と、夢を見つけにくい現代の東京の対比が織り成す70年にわたる物語に注目です。

この記事では、「海に眠るダイヤモンド」の魅力や舞台となる軍艦島の歴史、物語のあらすじについて詳しく紹介していきます。

【海に眠るダイヤモンド】実話が原作？舞台の軍艦島とは？

「海に眠るダイヤモンド」は、2024年10月にTBS系で放送開始される完全オリジナル脚本のドラマです。

脚本家は「アンナチュラル」や「MIU404」で知られる野木亜紀子氏が担当し、主演は神木隆之介さんが務めます。

この作品は、戦後復興期から高度経済成長期の「夢があり活力に満ちた時代」と、現代の「夢を持ちにくい時代」を舞台に、愛や友情、家族の絆を描いています。

「海に眠るダイヤモンド」の基本情報

項目	内容
放送開始日	2024年10月
放送時間	毎週日曜 21:00～21:54
制作	TBS Sparkle / TBS
主演	神木隆之介
舞台	長崎県端島（軍艦島）、現代の東京

この作品の特徴は、戦後の端島と現代の東京を舞台にしながら、70年にわたる人々の生活と絆を描くことです。
昭和時代の端島は石炭産業で栄え、現代の東京は一見すべてが揃っているように見えるが、若者は夢を抱きにくいという時代背景が対照的に描かれています。

完全オリジナル脚本！作品の特徴

「海に眠るダイヤモンド」の特徴は、完全オリジナル脚本であることです。
既存の小説や漫画を原作にしているわけではなく、脚本家の野木亜紀子氏がゼロから作り上げた物語です。
そのため、視聴者は新しいストーリー展開やキャラクター設定を楽しめるのが大きな魅力です。
また、70年にわたる壮大な物語でありながら、戦後復興期と現代という異なる時代を織り交ぜて描いている点も見どころです。

なぜ軍艦島が舞台なのか？

物語の主な舞台となるのは、長崎県の端島、通称「軍艦島」です。この島は1955年から石炭産業で栄え、日本一高い人口密度を誇る島としても知られていました。
また、高度経済成長期の象徴として、豊かな夢と活力があった時代を象徴しています。
この島を舞台にした理由は、昭和時代の活気と、現代の東京の対比を際立たせるためです。

舞台・軍艦島とは？その歴史と現代とのつながり

「海に眠るダイヤモンド」の舞台である軍艦島は、石炭産業で一時期栄えた無人島です。その歴史は石炭産業の盛衰を象徴し、ドラマでも重要な役割を果たしています。

軍艦島は「軍艦」のような形をしており、島全体が工場のように稼働していたことで知られています。

軍艦島の歴史：石炭産業とその繁栄

軍艦島は、かつて日本で最も栄えた石炭採掘の拠点の一つでした。
特に1950年代から1960年代にかけて、日本の高度経済成長を支えるための重要なエネルギー資源として、島全体がフル稼働していました。
最盛期には島の人口は5,000人を超え、わずか0.063平方キロメートルの島に83,603人もの人口密度を誇っていました。

軍艦島の生活：世界一の人口密度を誇った島

軍艦島の生活は、まさに「何もないけれど夢があった」時代を象徴しています。
高層アパートや学校、病院、商店街など、全てが限られたスペースの中に詰まっていましたが、人々は夢と希望を持ち、活力に満ち溢れていました。
また、当時の技術革新の一環として、日本で初めての海底水道が敷設され、島に飲料水を供給するシステムも整っていました。

軍艦島と現代東京の対比が描かれる理由

「海に眠るダイヤモンド」では、昭和の軍艦島と現代の東京が交互に描かれます。
この対比は、かつて夢と希望に溢れていた時代と、すべてが揃っているのに夢を見つけにくい現代の若者の苦悩を強調するためです。
現代の東京に生きる玲央というキャラクターが、軍艦島に関連する謎めいた人物と出会うことで、物語が進展していきます。